
【ブラフ とは】ブラフ の意味とやってはいけない6つのブラフを詳しく解説!
はじめに
「ブラフ 」は英単語の「Bluff」からきており、いわゆる日本語で「ハッタリをかける」に極めて近い言葉です。相手を錯乱させたり巧みに誘導するというような策略的な意味 を多く含んでおり、相手に対して虚勢を張ることで自分の立場や状況を優位に立たせようとする狙いの意味 を持っています。要するに自分を大きく見せて相手を威嚇しようとすることです。具体的にポーカー の場合では、自分が弱いカードを持っていても相手に「自分より強いカード を持っているんじゃないか」と思わせることになります。そういう思わせぶりな態度や表情をとることを「ブラフ をかける」と表現します。嘘をつくというわけではなく、状況を利用してうまく演じて相手にそう思わせる、そんな感じです。
やってはいけない6つのブラフ
テキサスホールデムポーカー のような心理戦も重要な勝負の要素であるゲームの中ではブラフ をかけることも時には大いに効果があります。ブラフとは 強いハンドを持っていないにもかかわらず、あたかも強い手を持っているかのように相手に思わせてフォールドを引き出すテクニックです。ポーカー の初心者が犯す失敗の1つに下手なブラフをすることが挙げられます。ブラフ にはもちろん有効なものもありますが、上手にやらないとうまくいきません。ここでは注意すべきブラフ のタイミングについて、6つのパターンを挙げて説明していきます。
① ブラフを多用する
のしすぎは禁物です。ブラフ はたまにうまく使うと効果的ですがしょっちゅう使うと「またか」と相手にわかってしまいます。例えばすべてのハンドでブラフ してしまった場合、もうそれは戦略でもなんでもなくなってしまいます。ブラフ 自体を節約して、ここぞというときに使うと良いでしょう。自分がブラフ をするプレイヤーではないといったん相手に思わせることが大事です。王道の戦略でプレイする人間だと相手から思われることで、いざブラフ をしかけたときに相手が引っかかってくれやすくなります。
② ブラフすること自体に集中する
は適切なタイミングで行わなければいけないものです。ですが、はじめのうちは戦略的にいつブラフ しようかとそればっかり考えてしまう場合があります。ポーカー をプレイすることに慣れてきたら経験値が高くなり、いつブラフ が有効かといったものがおのずと見えてきます。初心者 なのに上級者に憧れて格好をつけてブラフ すること自体ばかりに気を取られないようにしましょう。
③ ストーリーのないブラフをする
するにはちゃんとしたその背景と脈絡が必要です。いきなり意味 なく偉そうな態度をとっても相手に通じず、茶番なだけで終わってしまいます。ストーリーなしでブラフ しても説得力がなくて勘のいい人には簡単にバレてしまうのです。ただ単に相手を怯えさすことが目的ではないので、きちんとストーリーを作り論理的に行うことが必要です。また自分が本当にそのハンドを持っているんだという素振りも非常に大事です。ブラフ するときは頭の中で綿密なストーリーを作り、相手にそれを伝えることで成功させることができます。いかにストーリーをうまく作って相手に信じてもらうかというのがブラフ を戦略として用いる秘訣です。
④ 間違った相手にブラフする
が効かない相手もいます。いくら上手にストーリーを組み立てて演技を完璧にしても、相手が気にしなければ骨折り損です。相手がブラフに有効な性格をしているか、またブラフ を理解できるレベルにまで到達しているか、そこを見極めるのも肝心なポイントです。実際、相手のポーカーレベルが低いといくらストーリーを入念に作り上げてもわかってくれないことが多いです。ブラフ はポーカー の理論をベースにして撹乱する性質があるので、理論などをきちんと理解していない初心者に仕掛けても効果はあまりみられません。上級者ほど場の状況を理解していて相手のハンドを正確に予測してくるので、ブラフ は上級者にほどよく効きます。ただブラフ ではありませんが初心者 は顔に出やすいので、カード 内容が良くないときの反応がわかりやすいので読みやすい、ということはあります。
⑤ 最初からブラフする
相手の人物像や雰囲気を総合的に判断するためにも、はじめの30分はブラフをしないで様子をみましょう。ポーカー は短距離走ではなくマラソンであるので、一気に初めからブラフ でけしかけてもうまくいきません。状況を読むという力も大いに必要です。長い目でみて勝つことができるように心がけましょう。
⑥ 相手もブラフをしてきていることを忘れる
「ブラフ をかける」といえば自分が行うことに限定して考えてしまいがちですが、もちろんプレイ中は相手もブラフ をかましてきます。相手のブラフ を冷静に見抜くことで自分は何も演技しなくとも、勝ちにつなげていくことは可能です。同じテーブルについている間は、相手も試行錯誤している状況であるというを忘れずにおきましょう。またブラフ されないための最大の防御はポーカフェイスを作ることであるともいえるでしょう。
まとめ
いつどのような状況でどのようにブラフ すべきかという絶対的な戦略や理論はありません。自分の置かれている状況をしっかりと把握して、相手の性格、そしてハンドやスキルレベルを読み、プレイのクセを知り、流れを分析して次に起こすアクションを見極めることが大切です。その中でブラフ が通用すると思えるポイントがあったらそのときに使います。
がより効果的なのはベット額が高くなったゲーム の時です。賭けるチップの額が大きくなればなるほど失った時のダメージが大きくなるので、人間の心理として安全運転を心がけるようになりますから、この慎重にプレイしたいという心理をうまく利用すればブラフ が成功する確率が高くなります。またブラフ をする場合のコツとして、相手のアクションを見てからベットできる後ろのポジションのほうがやりやすいことが挙げられます。前のポジションからブラフ して後ろにコールされた場合、その後の展開が苦しくなります。ただし、ただただブラフ をしたいがために状況を探すようではダメだということも同時に覚えておいてください。
ブラフで重要なポイント
- しすぎない
- することばかりに気を取られない
- の基本はストーリーを作ること
- 相手が上級者ほどストーリーを使ったブラフがよく効く
- 相手が初心者の場合は顔に出るのでブラフするまでもない
- 開始すぐにはブラフしないで状況を観察する
- されないためにポーカフェイスでプレイする
以上が注意したい重要なポイントとなります。初心者にとってブラフとは 難しいものなので、本格的に覚えるのは中級者以上になってからでも遅くありません。初心者 がポーカー で勝とうと思うなら、最善の方法はシンプルにプレイすることです。